「何を書けばいいの?」から始めても大丈夫です
転職活動の中で、最初に悩む人が多いのが「職務経歴書の書き方」です。
僕も最初の転職のときは、Wordファイルを開いては閉じ、書きかけては削除して…を繰り返していました。
ですが、3回の転職を経験し、さらに今は採用する側の立場にもなったことで見えたことがあります。
それは、忙しい中で多くの応募書類に目を通す採用担当者にとって、最初の「要約」がとても重要だということです。
「この人は何をしてきたのか?」
「うちの会社で何ができるのか?」
それが冒頭に明確に書かれているかどうかで、「続きを読むかどうか」が決まるケースは意外と多いと感じています。
だからこそ、この記事では職務経歴書の中でも特に「要約」部分の書き方にフォーカスを当てながら、全体の構成や伝え方の工夫についてお話ししていきます。
僕の3回の転職と、要約に込めた工夫
これまでの僕の転職歴は以下のとおりです。
CROのシステム子会社にシステムエンジニアとして転職
製造業の情報システム部門(情シス)へ転職
Webエンジニアとして自社サービス開発の現場へ転職
そのたびに職務経歴書を作り直してきましたが、毎回必ず手をかけていたのが職務要約の部分でした。
たとえば、Webエンジニアとしての転職を目指したときは、冒頭に
情報システム部門にてインフラ運用と業務システム開発に従事し、C#およびJavaを用いたWebアプリケーション開発を経験してまいりました。現在はPHPを中心としたWebサービスの開発を担当しており、ユーザーの業務課題を意識した改善提案と設計を強みとしています。
というように、「今までの経験+今できること+強み」が一目で伝わるように意識しました。
要約は“読んでもらえるかどうか”を左右する最初の勝負ポイントだと思っています。
職務経歴書の構成と書き方のポイント
1. 【職務要約】は最初に読み手の視線が集まる場所
職務要約は2~4行程度で、あなたのこれまでのキャリアをコンパクトにまとめます。
意識すべきは、
どんな業界・業務を経験してきたか
どのようなスキルが身についているか
今後どんな役割で貢献できそうか
この3点を織り込むことです。
例(Webエンジニア希望の場合):
「情報システム部門にてインフラ運用と業務システム開発に従事し、C#およびJavaを用いたWebアプリケーション開発を経験してまいりました。現在はPHPを中心としたWebサービスの開発を担当しており、ユーザーの業務課題を意識した改善提案と設計を強みとしています。」
要約を丁寧に書くことで、その後の職歴やスキルが読みやすくなり、採用側も「この人と話してみたい」と思いやすくなります。
2. 【職務経歴】は時系列+具体性で
在籍期間・会社名・部署名・役職・業務内容・使用技術などを、わかりやすく記載します。
ポイントは「単なる作業の列挙」ではなく、「どう貢献したか」「何を工夫したか」も一言添えることです。
例:
社内システムのリプレイスプロジェクトにて、要件定義~運用までを一貫して担当
サーバ更改により年間150万円の運用コストを削減
PHP+MySQLで構築した勤怠管理システムを社内展開し、月間200件の手入力作業を自動化
3. 【スキル一覧】で技術力を可視化
使用言語やツール、フレームワークなどはリスト形式にして、見やすく整理しましょう。
OS:Windows、Linux(Ubuntu)
言語:PHP、VB.NET、JavaScript、C#
フレームワーク:Laravel(基礎)、ASP.NET
DB:MySQL、SQL Server
その他:Git、Slack
4. 【自己PR・志望動機】は「相手視点」でまとめる
応募企業で活かせそうな経験や価値を伝えることが大切です。
「何がやりたいか」だけでなく、「相手にとってどんなメリットがあるか」を意識することで、伝わり方が変わります。
僕が活用していたサポート
職務経歴書のブラッシュアップには、転職エージェントの添削サービスも活用してきました。
自分では気づかない表現の改善点や、読み手からどう見えるかをフィードバックしてもらえるのは非常に心強かったです。
以下のようなエージェントは、初めての方でも丁寧に対応してくれる印象があります。
登録は無料で、職務経歴書の添削やキャリア相談もできます。
一人で悩むより、“採用側の視点”を持ったプロと一緒に作るほうが断然おすすめです。
まとめ:要約に力を入れることで、伝わる職務経歴書に変わる
職務経歴書は、自分のキャリアを振り返る良い機会でもあります。
そして、その第一印象を決めるのが「職務要約」です。
採用する側も日々の業務の合間で応募書類を読んでいます。
「この人は何をしてきて、どんな価値を提供できるのか」が最初にわかると、読み手にとってのストレスが減り、良い印象にもつながります。
次回は「面接対策」について、実際によく聞かれた質問や、うまく答えるコツをお届けする予定です。
職務経歴書とセットで、面接でもしっかり伝えられるよう準備していきましょう。





