1. 僕は、伝えるのが苦手です
僕は、昔から人に自分の考えをうまく伝えるのが苦手でした。
特に仕事では、システム仕様を他部署の人に説明する場面が多いのですが、相手の反応を見ると「伝わってないかも…」と感じることがよくあります。
同じ部署のエンジニア同士なら、ある程度前提知識が共有されているので通じることも、背景が違う相手には「?」と受け取られてしまうこともありました。
何度も説明し直すうちに、気まずくなったり、自信をなくしたりすることもありました。
そんな僕を助けてくれたのが、AIです。
特にGeminiを多く使っています。
2. “伝える”って意外と難しい
そもそも、相手に「伝える」って簡単そうで難しいものです。
自分の頭の中ではまとまっていても、それがそのまま相手に伝わるとは限りません。
特にIT系の説明では、専門用語や前提知識が必要になることも多く、相手との知識のギャップが大きな壁になります。
僕の場合、「こうすれば伝わるはず」と思っていた説明が、実は自己満足の独りよがりだった…ということも多々ありました。
なので、メールを送っても返事が返ってこないか、電話での問い合わせもありました。
3. AIは“日本語翻訳機”のように使える
そんな中、試してみたのが「ChatGPT」や「Gemini」を使った“伝わる文章”への変換です。
たとえば、説明がまとまらないときにこんなふうにAIに話しかけます。
この説明を、システムについて詳しくない人にもわかるように書き直してください。
あるいは、
この文章、わかりづらいかもしれないので添削してください。
このようにAIに指示すると、「わかりにくい日本語」から「わかりやすい日本語」へ翻訳してくれる感じです。
専門用語を噛み砕いた表現に変えてくれたり、箇条書きで整理してくれたりと、とにかく「相手の目線に立った説明」に変えてくれるのがありがたいところ。
4. 実際、こんな変化がありました
AIを使って文章を整えるようになってから、自分でも「これはわかりやすいな」と感じるようになりました。
説明に自信が持てる分、相手にもスムーズに伝わるようになった気がします。
実際、メールやチャットでのやりとりで「わかりやすいですね」「理解できました」と返ってくることが増えました。
質問される回数も減り、やりとりの時間も短縮できて、費用対効果がすごく上がります。
今では、「説明がうまくできるようになった」というより、「説明がうまく伝わるようになった」という感覚に近いです。
5. AI活用のコツと注意点
AIを活用するうえで、僕が意識しているポイントをいくつか紹介します。
・プロンプト(指示文)を工夫する
「○○な人向けに書いてください」「初心者にもわかるように」など、相手を具体的にイメージして伝えると、より効果的な文章が出てきます。
・出力結果をそのまま使わない
AIの出力はあくまで“たたき台”です。読み直して、必要に応じて自分の言葉で調整するのがベストです。ハルシネーションという嘘が含まれる可能性があります。
・機密情報や社外情報には注意
AIに説明をお願いするときは、業務上の機密情報や社外に出せない内容を入力しないように気をつけています。学習されてしまうと、情報漏洩のリスクがあるためです。
6. まとめ:AIは“話し上手”じゃなくても“書き上手”にしてくれる
AIを使えば、「伝えるのが苦手」でも大丈夫です。
自分の考えをそのまま話すのではなく、AIという“変換機”を通すことで、ぐっと伝わりやすくなります。僕のように説明ベタな人間でも、伝える力を補ってくれる相棒として、AIはとても心強い存在です。
「話し上手にならなきゃ」とプレッシャーを感じるよりも、「AIと一緒に伝える」くらいの感覚で、気軽に使ってみるのがいいかもしれません。




